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サブスクの支払いが家計を圧迫?気づかない固定費を整理する方法

動画配信や音楽配信、クラウドサービス…。便利で手軽なサブスクサービスは、いつの間にか複数契約していることも少なくありません。月額料金は数百円から千円程度と手頃に感じても、複数のサービスを合わせれば毎月数千円、年間にすると数万円の出費になります。

特に自動更新されるサブスクは、契約したことさえ忘れてしまうこともあります。クレジットカードから毎月自動で引き落とされるため、明細をしっかり確認しない限り、使っていないサービスへの支払いが続いているかもしれません。

気づかないまま積み重なる固定費

例えば、月1,000円のサブスクを3つ契約していると、年間で36,000円の支出になります。もし利用頻度が低いサービスが含まれているなら、それは「もったいないお金」を払い続けている状態です。

特に注意したいのが、無料お試し期間から自動で有料契約へと移行するパターン。「今なら初月無料」という言葉につられて登録したものの、解約を忘れて月額料金を支払い続けているケースは珍しくありません。

まず現状を把握することから始めよう

サブスクの整理は、契約しているサービスをすべて洗い出すところからスタートします。自分が何にいくら支払っているのか、全体像を把握できれば、見直すべきポイントが見えてきます。

契約内容を一覧にする方法

以下の方法で、契約中のサブスクをリストアップできます。

確認方法 メリット
クレジットカードや銀行の明細をチェック 実際の引き落とし金額が正確にわかる
スマホのサブスク管理機能を活用 iPhoneやAndroidの設定画面から簡単に確認できる
家計簿アプリに登録 月単位・年単位での支出が自動で集計される

家計簿アプリを使ってカード連携機能で引き落としを確認している人が多く、複数の口座の明細を一度に確認できる便利さが支持されています。

年間でいくら使っているか計算してみる

月額料金だけでなく、年間の支出も算出しておきましょう。月々の金額は小さく見えても、1年間の合計額を見れば、本当に必要なサービスかどうかの判断がしやすくなります。

特に年払いのサービスは、支払いタイミングが年に1回のため意識しづらく、無駄な出費に気づきにくい傾向があります。年間でまとめて支払う金額を把握しておくことで、必要性を冷静に判断できるでしょう。

不要なサブスクを見極める基準

契約内容を一覧にしたら、次は本当に必要なサービスかどうかを見極めます。以下のチェックリストを活用して、継続すべきか解約すべきかを判断しましょう。

見直しのチェックポイント

  • 最近3カ月以内に利用したか
  • 家族や友人と重複して契約していないか
  • 無料サービスや買い切り型の代替手段はないか
  • 過去に「解約しよう」と思ったことはあるか
  • 値上げがあった場合、支払い金額に見合う価値があるか

このチェックリストに当てはまる項目が多いほど、そのサービスは解約候補といえます。

ライフスタイルの変化に合わせて見直す

在宅勤務が増えた、引っ越しをした、結婚や出産があったなど、生活環境が変わったときこそ、契約を見直すタイミングです。

解約のベストタイミングと手続き

不要なサービスを見つけたら、更新日を確認して計画的に解約しましょう。多くのサービスは日割り計算をしないため、更新直前まで利用してから解約するのが賢い方法です。

解約手続きの流れ

iPhoneユーザーの場合は、設定アプリからApple IDをタップし、「サブスクリプション」を選択すれば、契約中のサービスが一覧で表示されます。そこから解約したいサービスを選び、「サブスクリプションをキャンセル」をタップするだけで手続きが完了します。

年払いのサービスは更新の1〜2カ月前に解約を検討し、解約忘れを防ぐことが大切です。年単位の利用料金をまとめて支払ってしまうと、使わないサービスに大きな出費が発生してしまいます。

管理アプリを活用する

契約しているサブスクが多い場合は、管理アプリの活用もおすすめです。更新日や支払い金額を一覧で確認でき、リマインダー機能で解約のタイミングを逃しません。ZaimMoney Forwardといった家計簿アプリなら、サブスクの管理だけでなく、全体の家計管理にも役立ちます。

整理した分を将来のために活用する

不要なサブスクを整理できれば、毎月の固定費が確実に減ります。浮いたお金は貯金や投資、趣味など、自分にとって本当に価値のあることに使えるようになるでしょう。

サブスクは便利なサービスですが、契約したまま放置すると家計を圧迫する原因になります。定期的に契約内容を見直し、必要なものだけを残すことで、無駄のない家計管理が実現できます。

今日からでも、クレジットカードの明細やスマホの設定画面を確認して、気づかない固定費を整理してみませんか。