推し活で赤字が続く理由を整理しよう
毎月ライブやイベントに足を運んでいると、気づけば通帳の残高が減っていく……そんな経験はありませんか。推し活は心を豊かにしてくれる大切な時間ですが、お金の管理ができていないと生活そのものが苦しくなってしまいます。まずは何にどれくらい使っているのか、現状を把握することから始めましょう。
支出の内訳を書き出してみる
推し活にかかる費用は、チケット代だけではありません。交通費や宿泊費、グッズ代、カフェ代など、細かく見ていくと想像以上に膨らんでいることがあります。まずは直近3ヶ月分の支出を振り返り、項目ごとに金額を書き出してみてください。レシートやクレジットカードの明細を見ながら作業すると、より正確に把握できます。
「つい使ってしまう」パターンを見つける
支出を洗い出したら、次は自分の使い方の癖を知ることが大切です。たとえば、会場限定グッズをコンプリートしたくなる、遠征先で毎回お土産を買ってしまう、ライブ前後に友人と食事をするなど、無意識に繰り返している行動がないか確認しましょう。こうしたパターンが分かれば、どこを見直せば良いかが見えてきます。
固定費と変動費を分けて考える
推し活にかかるお金を管理するときは、毎月必ず発生する「固定費」と、月によって変わる「変動費」に分けて整理すると分かりやすくなります。この2つを混同していると、予算を立てても計画通りにいかず、結局赤字になってしまいます。
推し活における固定費の例
固定費とは、毎月決まって支払う費用のことです。推し活では、ファンクラブの会費や配信サービスの月額料金、定期購読している雑誌代などが該当します。これらは金額が予測しやすいので、まずは固定費の合計を把握しておきましょう。
| 項目 | 金額目安 |
|---|---|
| ファンクラブ会費 | 3,000円~5,000円 |
| 配信サービス | 500円~1,500円 |
| 雑誌・書籍代 | 1,000円~3,000円 |
変動費をコントロールする工夫
変動費は、ライブチケット代や遠征費、グッズ代など、月によって金額が大きく変わる支出です。ここが膨らみすぎると赤字の原因になるので、優先順位をつけて使うことが大切です。たとえば「今月は遠征が2回あるから、グッズは1点だけにする」といったように、全体のバランスを見ながら調整しましょう。
無理なく続けるための予算の立て方
推し活を長く楽しむためには、毎月使える金額をあらかじめ決めておくことが欠かせません。予算を決めずに使っていると、気づいたときには貯金がゼロになっていた……なんてことにもなりかねません。自分の収入に合わせた現実的な予算を設定しましょう。
手取り収入の10~15%を目安にする
推し活にかける費用は、手取り収入の10~15%程度を上限にするのがおすすめです。たとえば手取り20万円なら、2万~3万円が目安になります。この範囲内であれば、生活費や貯金とのバランスを保ちながら楽しむことができます。もちろん、家賃や生活費の負担が大きい場合は、もう少し低めに設定しても構いません。
年間スケジュールを見通して配分する
推し活には繁忙期と閑散期があります。ツアーが集中する時期やイベントが多い月は支出が増えるので、年間を通じてスケジュールを確認し、予算を配分すると安心です。たとえば、夏と冬にツアーがある場合は、春と秋に少し余裕を持たせておくといった調整ができます。
遠征費を抑えるための具体的な工夫
ライブやイベントのために遠方へ出かけるとき、交通費や宿泊費がかさんで予算オーバーになることがよくあります。ここでは、遠征費を無理なく抑えるための実践的な方法をいくつか紹介します。
早割や格安プランを活用する
新幹線や飛行機のチケットは、早めに予約すると割引が適用されることが多いです。イベントの日程が決まったら、すぐに交通手段を確保するだけで数千円の節約になります。また、夜行バスやLCC(格安航空会社)を選ぶのも有効な方法です。時間はかかりますが、費用を大幅に削減できます。
宿泊先の選択肢を広げる
ホテルにこだわらず、カプセルホテルやゲストハウス、ネットカフェなども候補に入れてみましょう。特に一人で遠征する場合は、ビジネスホテルよりも安く泊まれる施設が見つかることがあります。また、友人と一緒に参加するなら、相部屋にして費用を分担するのも良い方法です。
遠征の頻度を見直す
すべての公演に参加するのではなく、本当に行きたいライブに絞ることも大切です。たとえば「地元公演は必ず行くけれど、遠征は年に2回まで」といったルールを決めておくと、無理なく楽しめます。参加できなかった公演は、配信や円盤で楽しむという選択肢もあります。
グッズ購入をコントロールする方法
会場限定グッズや新作アイテムを見ると、ついつい手が伸びてしまうものです。しかし、すべてを揃えようとすると出費が膨らみ、結局使わないまま保管しているものも増えてしまいます。本当に欲しいものだけを選ぶための判断基準を持ちましょう。
「本当に使うか」を基準に選ぶ
購入前に「これは実際に使うか」「飾る場所はあるか」と自問してみてください。たとえばアクリルスタンドは可愛いけれど、家に飾るスペースがないなら、無理に買わなくても良いかもしれません。日常で使えるタオルやTシャツ、バッグなどを優先すると、満足度も高くなります。
フリマアプリで賢く入手する
新品にこだわらなければ、フリマアプリで中古のグッズを探すのもおすすめです。イベント直後は出品数が増えるので、定価より安く手に入ることがあります。また、自分が持っているグッズを売ることで、新しいアイテムを買う資金に充てることもできます。
推し活と貯金を両立させるコツ
推し活を楽しみながらも、将来のために貯金をしておくことは大切です。今を楽しむことと、将来の安心を確保することは、どちらも諦める必要はありません。少しの工夫で両立できます。
先に貯金分を別口座に移す
給料が入ったら、まず貯金する金額を別の口座に移してしまいましょう。残ったお金で生活費と推し活費をやりくりすれば、自然と使いすぎを防げます。この「先取り貯金」の習慣をつけると、無理なくお金が貯まっていきます。
推し活専用の口座を作る
推し活にかかる費用を管理するために、専用の口座を用意するのも良い方法です。毎月決めた予算だけをその口座に入れ、そこから支払うようにすれば、使いすぎを防げます。残高が見えるので、あとどれくらい使えるかも分かりやすくなります。
小さな節約を積み重ねる
日々の生活で少しずつ節約すると、推し活に回せるお金が増えます。たとえば、コンビニでの買い物を減らす、外食を控えて自炊を増やす、スマホの料金プランを見直すなど、できることから始めてみましょう。月に数千円でも浮けば、年間では大きな金額になります。
赤字を脱出して推し活を楽しもう
推し活で赤字になってしまうのは、決してあなたが悪いわけではありません。ただ、お金の流れを把握しきれていなかったり、予算の立て方が分からなかったりするだけです。今回紹介した方法を試してみれば、無理なく推し活を続けられるようになります。大切なのは、自分に合ったペースで楽しむこと。お金の不安を減らして、心から推しを応援できる毎日を手に入れてくださいね。